自閉症と向き合う家族の会

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PECS

PECSは言語障害をもつ人々を対象とした、コミュニケーションを潤滑させるために開発された教育法です。
一般的に絵や文字を用いて、ニーズに答えることを目的としています。
言葉を話さない、もしくは苦手なお子様に活用していただければいいかと思います。
ここではPECSの基本的な作り方と使い方を紹介いたします。

 

用意するもの

A4サイズのボード(プラスチックもしくは木製)
マジックテープ
子供が日常よくほしがるアイテムや使うアイテムの絵・写真

 

作り方

1.
ボードにマジックテープを
横長に等間隔で5枚ほど貼ります。
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2.
子供が日常よくほしがるアイテムや使うアイテムの絵や写真と白紙の紙を3センチ四方ほどに切り抜き、できればパウチ加工などの補強をしてカードを作ります。
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3.
カードの裏にマジックテープを貼ります。
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これで完成です。

 

使い方

1.
ボードに子供の好きなアイテムを一つだけ貼ります。
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2.
子供の目の前にボードを置き、カードを取って渡す練習をします。このときカードを渡される度にご褒美にカードと同じアイテム(ここでは車)を与えます。

3.
カードをボード上で様々な場所に貼り、またボードと子供との距離を離して練習を続けます。
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4.
普段の生活のときにもこのボードは子供の手の届くところに置いておいて、自発的にアイテムがほしいときにカードを渡してこれるようにします。

5.
それができるようになれば、障害物となる白紙のカードをボード上に貼り、それでもほしいアイテムを区別して渡してくるかどうかを確認します。もし白紙のカードを渡してきたときには、子供に何も与えません。ここでもカードをボード上で様々な場所に貼り、またボードと子供との距離を離して練習します。
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6.
白紙のカードで区別がつくようになったら、別のアイテムのカードを障害物として貼り、練習します。ここで使われる障害物は、子供の好きなアイテムでなく、興味を示さないアイテムを選びます。そして、もし子供が障害物のカードを渡してきたときには、そのアイテム(ここではくつした)を渡します。
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7.
ここでまたカードをボード上で様々な場所に貼り、またボードと子供との距離を離して練習します。
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8.
このようにして、一つ一つアイテムを増やしていき、最終的には様々なアイテムの中から、子供がほしいもの、必要としているものを選び、渡すといった能力をPECSを使い、身に付けていきます。
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